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豊穣の海

140306_2223~01

三島由紀夫の遺稿「豊穣の海」の中の天人五衰です。
お宝レコードと同じく、昔、お宝本と言われる、
初版本などプレミアがついて高くなった本などありました。
(今もあるのか解りませんが)
この豊穣の海の4冊は初版本です。
40年前に1万円くらいしていたと思いますが、これは頂いた本です。
40年前、私、東京の新宿東大久保に住んでいまして、
御苑と西早稲田の中間で、昔あった新宿厚生年金会館の裏のほうです。
近くに小さな古本屋さんがありましてそこでよく本を買っていたんですけど、
そこのご主人から頂いた本です。
その古本屋さん、テレビのお涙ちょうだいのドラマなど目じゃないくらいの古本屋さんでして、
片足のおじいさんと小学生のてんかん持ちのお孫さん、二人暮らしでした。
病院に行くにもお金がなくて、近くの東京医科大学が月に一度無料診察やってたんですけど、
その日しか行けないという、今の時代からは信じられないような家庭でした。
ある日、私と友人がその本屋さんで本を見ている最中お孫さんがてんかん起こしまして、
私と友人二人で、医科大学まで運んであげたんです。
そしてそのお礼に頂いた本が豊穣の海なのです。
豊穣の海、確かに三島の代表作の一つだと思うのですが、
この本見るたびに思い出すのが、片足のおじいさんとてんかん持ちのお孫さんです。
なんだろう?同情とか憐みとかそういうものではなく、
なんとなくせつない思いになるんです、この本見ると。
40年前はまだ日本は貧乏でしたから・・・。




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